発想の原点なんて単純なことで、みんなが考えていることにすぎない。要は、やるか、やらないかの違いだけ――大久保 秀夫(新日本工販)

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雑誌記事を再構成したと思われるシリーズ本

池田・石川ほか
センスを磨く! 住宅デザインのルール

恐らく『建築知識ビルダーズ』あたりの特集を再構成してムックにした本。全7冊あるが前半は割とノウハウの一般論をまとめた傾向が感じられるものの、後半になると実質的にデザイナーズ工務店の宣伝を兼ねた事例集が主となっている。

読んだ : 国内 2023-06-12 new

類書と比較しながら読むのが良いと思う

石井秀樹、根来宏典、村田淳
ディテールから考える最高に美しい住宅デザインの方法

著者3人の住宅設計のデザインをディテールから読み解いた本。似た感じの本はいろいろあると思うので、この種のアイデアに関しては類書で比較しながら読むのが良いと思う。

縦框を隠した玄関

読んだ : 国内 2023-06-03 new

空間の切り取り方や光の通し方が興味深いです

長谷川順持
とっておき住宅デザイン図鑑
心地よい住まいをつくるルール200

著者は連合設計(吉田桂二)門下の人で、著者が設計した住宅における独自のデザインを紹介した本となっている。全体を通してみると割と空間の切り取り方や光などの通し方にこだわりのあり、確かにそれがその人らしさともいえるスタイルに

読んだ : 国内 2023-05-26 new

納まり・意匠に対する意図が全てで説明されており分かりやすい

本間至
本間至の住宅デザインノート

著者の携わった様々な住宅に関わる図面を、動線や人間の配置の中でエッセンス的に取り出しまとめた本。図面はカラーで要所となる寸法も付いているが縮尺は図面次第でばらばらとなっている。

読んだ : 国内 2023-05-15 new

エクスナレッジの大仰タイトル本の一冊

阿部・安藤(ほか)
一生使える! 住宅の高さ寸法

例によってというかエクスナレッジの誇大宣伝タイトル本である。分かってやっているのは間違いないが、安易に強いキーワードを使いすぎだと感じる。

本書もそうで、確かに住宅の高さに特化し

読んだ : 国内 2023-05-08 new

金物価格が値上がりしている昨今の方が需要があると思われる本

建築知識(編)
上質な住宅をつくるための既製品活用ガイド

既製品金物について全般的に扱った本で、そえを野暮ったく見せないための納まりなどについても記載されている。コロナ以降の建材の値上がりが激しいため、設計でもコストをいかに抑えるかの比重が大きくなっていると感じる。必然的に既製

読んだ : 国内 2023-04-24 new

各種規制品の把握に便利

浅利ほか
明日から使える内外装マテリアル300

基本的には冒頭に登場する横内敏人と伊礼智がよく使っている既製品について解説した本。現在は既製品も百花繚乱であり選ぶだけでも大変とはいえるので、一種の指針というかガイドとしては便利だと思う。

読んだ : 国内 2023-04-13 new

鎌田 紀彦
Q1.0住宅 設計・施工マニュアル2020
高断熱住宅を設計する際の要点ポイントと正しい施工法の解説書

高気密・高断熱系の本を一通り読んでみたが、施工内容を含め内容が具体的であり根拠のあるのが良いと思った。あくまで基本的には新住協による業者向けQ1住宅施工マニュアルである。

但し、

読んだ : 国内 2023-04-06 new

「小さな家」本の古典

永田昌民、杉本薫
大きな暮らしができる小さな家

吉村順三の弟子である著者の家づくりのスタイルを自邸を含めて紹介した本。もっとも本人がというよりは共著者である杉本氏の聞き取りが主体となっており、この辺にも著者のスタイルが現れているともいえる。

読んだ : 国内 2023-03-29 new

窓の使い方が住環境に大きな影響を与えると説いた本

青木 恵美子
窓からはじめる
住むだけでストレスが消える家

窓の機能をきちんと有効に働かせることで住環境は大きく変わり、それがストレスフリーな住宅の肝になるのだということを説いた本。言われていることは分かるのだが、ある意味当然という感じもして、今ひとつ新しい知見があるとかそういう

読んだ : 国内 2023-03-22 new