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トム・エンゲルバーグ
間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ
非機能要件の開発と評価

ガイド

非機能要件の扱いをセミナー風におもしろおかしく扱う

書誌

authorトム・エンゲルバーグ
editor長谷川裕一・土岐孝平(訳)
publisher技術評論社
year2010
price1980+tax
isbn978-4-7741-4343-3

目次

1本文
2抄録

履歴

editor唯野
2023.10.10読了
2024.7.12公開

Amazonでのレビューにもあるように、アーキテクチャの要件を突き詰めたというよりは、アーキテクチャとその評価にまつわる話を、セミナーを通じて視聴者の反応も含めながらエッセイ風におもしろおかしく扱った本となっている。

そのためどちらかというと息抜き本であり、お勉強本ではないので注意が必要。もっとも、たまにはこういうのもいいんですけどね。

抄録

5

もちろん、書いてあることが、そのままで役立ったりすることはないだろうし、かなりムダなロクでもない話がいっぱい散らばっているので、その辺は適当に読んで、利用できるところは利用して、あとは捨てるなりなんなりしてほしい。そうするとアーキテクチャ構築とかアーキテクトに必要ないろんなことが理解できるはずだ。-/-

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だから、全てのシステムに使えるアーキテクチャなんてないし、毎回異なったシステムで、部分の問題を解決しながら、全体としてもツジツマを合わせる必要があるのがアーキテクチャってことだ。この辺がアーキテクチャの難しいところだし、アーキテクトの腕の見せ所なんだ。

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