小山昇
新版 経営計画は1冊の手帳にまとめなさい
書誌
author | 小山昇 |
publisher | KADOKAWA |
year | 2019 |
price | 1600+tax |
isbn | 978-4-04-604288-0 |
履歴
editor | 唯野 |
2020.9.29. | 読了 |
2020.10.4 | 公開 |
というわけで『会社脳の鍛え方』を読んだので、最近新版の出ている本書も一冊読んでみた。要は目標の数字から逆算した経営計画書を作成し、それを公言し実行していくことで、会社に組織としてのまとまりを生ませるものである。人間の心理に逆らおうとしない辺りなどはもっともだと思うが、いかにもオーナー経営者という面も強く、少々手前味噌な部分が多いきらいもある。
とはいえ、本書がいうように「真似できるところから真似る」は全く正しいと思うし、当然それは本書自身にも当てはまることなので、私もできるところから取り入れていきたいと思う。
抄録
4
落ちこぼれ集団が、どうして変われたのか。どうして増収を実現できたのか。
その理由は、「経営計画書」を作成・運用して、中小企業が抱える「ヒト」「モノ」「カネ」の悩みを解決してきたからです。
7-
経営計画書を作るとその通りになる理由。
- 具体的な数字に落とし込んでいるから
- 「できること」しか書いていないから
- 時代や人材の変化に合わせて、計画を書き換えているから
- 価値観教育を徹底しているから
8
悪い予感が良い予感よりも当たりやすいのは、悪い予感は「具体的」で、良い予感は「抽象的」だからです。
だとすれば、良い予感を具体的にしたほうがいい。具体的とは、数字にすることです。