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小山昇
すべての若手社員に贈る
会社脳の鍛え方
あなたがしていい失敗、してはいけない失敗

ガイド

著者には珍しい若手社員向けの本

書誌

author小山昇
publisher日経BP社
year2013
price1500+tax
isbn978-4-8222-6447-5

目次

1本文
2抄録

履歴

editor唯野
2020.9.8読了
2020.9.13公開

日経トップリーダーで連載などもしていた人だったので一冊読んでみた。書名通り若手社員向けの本であり、私も一読してあまり目新しさは感じなかったのだが、冒頭の以下の一文はなかなか耳が痛い。

-/-先述の通り本書は新人や若手社員に向けて書かれていますので、あなたにはだいぶ幼稚に感じられる内容になっているかもしれません。

しかし、どうか軽んじないでください。その幼稚なことすら理解できていないのが、あなたの部下です。そして「(部下は)幼稚なことすら理解できていない」と理解できていないのが、他ならぬあなたです。(p6)

やはり時折こういう本を読んで「当たり前のことの大切さ」を再認識せねばと思った。

抄録

3

市場の、お客様のニーズの変化に合わせて、会社はたゆみなく姿形を変えていく。この変化に柔軟に対応できる力を育むことこそが、あなたに課せられたミッションです。

人間は誰しも安定を好みます。だからともすると、仕事の内容や働き方が変化することを嫌います。でも、その変化のダイナミズムをポジティブにとらえて楽しむことさえできれば、仕事は面白く、やりがいのあるものに変わります。こういうことを私は本書の中で繰り返し述べています。

4-5

本書で何度も繰り返しますが、はっきり言って、どんな仕事でも、「仕事」と名の付くものはすべて半端ではなくしんどいものです。しかし、あなたの心掛け次第では、そのしんどい仕事の中にも、数えきれないほどの楽しさを見つけることができます。

5

本書を読んでもあなたが行動に移さなければ、何にもなりません。-/-