松井忠三
無印良品は仕組みが9割
ガイド
書誌
| author | 松井忠三 |
| publisher | 角川書店 |
| year | 2013 |
| price | 1400+tax |
| isbn | 978-4-04-110499-6 |
目次
| 1 | 本文 | |
| 2 | 抄録 | |
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履歴
| editor | 唯野 |
| ? | 読了 |
| 2018.5.3 | 公開 |
仕組み作り本で良書である。私も仕事上のフローやチェックリストは仕組み化してなるべく使うようにしているが「うまく行っていない」と感じる部分がまだまだある。もっとシンプルになるよう心がけているつもりなのだが、必要な情報がデジタルとアナログで別々になっているとか、優先順位が目先のものに取られて継続すべき重要なことが後回しになったりとか、その結果として重視したいことの徹底度が足らなくなるというようなことをしばしば感じる。まだまだ試行錯誤が必要だと思う。
抄録
3-4
そこで最初に取り組んだのは、賃金カットでもなく、リストラでもなく、事業の縮小でもなく、仕組みづくりでした。
簡単に言うと、それは「努力を成果に結びつける仕組み」「経験と勘を蓄積する仕組み」「ムダを徹底的に省く仕組み」。これが、無印良品の復活の原動力になったのです。
仕組みとは、組織の根幹にあたるものです。これがしっかり築けていないと、いくらリストラをしたところで、不振の根本原因は取り除けず、起業は衰退します。
何事も「基本」がなければ「応用」がないのと同じように、「会社の仕組み」がなければ、そこから「知恵」も、ひいては「売上げ」も生まれません。
逆に、
・シンプルに仕事ができる仕組みがあれば、ムダな作業がなくなります。
・情報を共有する仕組みがあれば、仕事にスピードが生まれます。
・経験と勘を蓄積する仕組みがあれば、人材を流動的に活用できます。
・残業が許されない仕組みがあれば、自然と生産性が上がります。このような無印良品の「仕組み」は、あらゆる業務に及んでいます。
神は細部に宿る――これは、ドイツ出身の建築家、ミース・ファン・デル・ローエが残したといわれる有名な言葉です。
