I&D
プロではないあなたのためのIllustrator
for Windows & Machintosh CS4/CS3/CS2/CS対応
書誌
author | I&D |
publisher | エクスナレッジ |
year | 2009 |
price | 2000+tax |
isbn | 978-4-7678-0887-1 |
履歴
editor | 唯野 |
2011.04.13 | 読了 |
2011.04.18 | 公開 |
Photoshop や InDesign はそれなりに使っているのだが、あまり Illustrator は使っておらず、もったいないので買ってみた本。私の場合、自分自身がデザイナーではなく、既存の素材を使い回すかドキュメントにするということが多いため、実際問題としても Illustrator の使用頻度はあまりないのだが、機能の概観を得る意味ではよくまとまっていると思った。後はそれらの機能を組み合わせることでどういうことができるのかを実例に即して逆引きできるような本があると、確かに私のような「プロではない」人間にとっては十分だと思う。
抄録
21
CS4 からのアートボードの変更は [ファイル]-[ドキュメント設定] の [アートボードを編集] で行う。
CS4 からはアートボードツールで異なるサイズのアートボードを複数作成でき、移動・拡大縮小なども行うことができる。
24/25/26
Photoshop などが扱うのはラスターイメージ(ビットマップ画像)、Illustrator が扱うのはベクター(ベクトル)イメージ(ドロー形式)となる。後者は解像度の影響を受けない。
Illustrator のベクトルイメージはベジェ曲線によって表現されている。釘(アンカーポイント) + ゴム(セグメント) = 図形(パス)となる。これを描くためにペンツールを使う。
アンカーポイントにハンドルを付けて操作することでセグメントに丸みを付けることができる。
27/28
Illustrator では図形(オブジェクト)は個々が独立しているので Photoshop のようにレイヤーで分ける必要がない。オブジェクトには「塗り」と「線」をそれぞれ設定できる
オブジェクトの重なり順は指定できる。また、[表示]-[アウトライン] で塗りや線のなくなったアウトラインのみの表示ができる。