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秋田・石井ほか
これ1冊でデザイン力が劇的に向上する間取りガイド
必ずプランニングのヒントがつかめる、設計者必携の1冊!

ガイド

解説が具体的なのがよいと思う

書誌

author秋田・石井ほか
publisherエクスナレッジ
year2015
price2400+tax
isbn978-4-7678-2019-4

目次

1本文
2抄録

履歴

editor唯野
2022.12.13読了
2022.2.9公開

解説が非常に具体的なので分かりやすい。もちろん登場する設計士の個性もあるので鵜呑みにすればいいというものではないが、こういう引き出しを多く持っておくことも重要だと思う。

抄録

9

プランニングは敷地に対する建物の配置から始まり、敷地の状況や周辺環境、駐車場への車の動線、玄関への人の動線などを同時に考えて決定していく。そのなかでも最優先させるのは、駐車場の位置である。-/-

植栽は。敷地内で楽しむためだけに配置するのではなく、その楽しさを道路側や近隣にもお裾分けするようにプランニングしたい。-/-

建物に対する玄関の位置や、玄関への動線を考える上で大切なのは、まず最短で素直な動線を考えてみることである。-/-

9-21 配置・外構

  • 玄関に半屋外空間を設ける
  • 建物に奥行があるときは階段を中央に
  • 矩形敷地は建物をL型にして採光を得る
  • (複数の)中庭を有効利用
  • 敷地の変形部分を納戸にする
  • プライバシーを植栽・格子で確保
  • 道路と玄関が近い場合は高低差を利用する
  • 駐車場とアプローチを分ける・広くして兼用する
  • デッキやテラスを多目的に使う
  • 建物の跳ね出しを庇代わりにする
  • 半地下はゲリラ豪雨を考慮する

23

-/-フランク・ロイド・ライトやルイス・バラガンなどの外国人建築家も、小さくて暗い玄関から広く明るいリビングに続く手法を用いている。異なる雰囲気の空間をつなぐことで楽しさが生まれるのである。-/-