Scott Gibson
Six Essential Glues
ガイド
書誌
author | Scott Gibson |
publisher | Taunton Press |
year | 『Fine Woodworking March-April 2005』p.42-49 |
price | ? |
isbn | ? |
履歴
editor | 唯野 |
2005.2.23 | 読了 |
2005.2.24 | 公開 |
2005.8.18 | 修正 |
2014.1.27 | 修正 |
代表的なボンドの種類についてをまとめた記事。考えてみると私もあまり違いについてを理解していなかったのでためになった。海外の雑誌記事なので国内の製品にすぐ置き換えられないのは不便な気もするが、理屈が分かっていれば応用は利くと思うので、そういう理解の方がつぶしも利くように思う。
# いうまでもなくコストなどもアメリカのものです。
抄録
酢酸ビニール (PVA : polyvinyl acetete、Yellow Glue)
最適な使い方 | 家具製作及び木工全般 |
開放時間 | 5?10 分 |
圧締時間 | 30?60 分。湿度、温度、樹種に依存 |
水、熱、溶剤への抵抗力 | 水により変化。65 度で強度の 50% を失う。溶剤には強い |
クリーンアップ | 水 |
健康/安全面 | 毒性は低いが、少量の酢酸ビニールは吸入すると発癌物質となる可能性がある |
保存期間 | 1?4 年 |
コスト | 約 450g で 500 円 |
代表的製品 | Titebond、Titebond III (耐水)、RooWood Glue、Elmer's Carpenter's Wood Glue |
家具製作のほとんど全般で用いられる。圧締時間が短く気をつけて行えば 1 時間以内に作業を完了できる。Yellow Glue (日本でいう木工ボンドは White Glue であり、アメリカでは乾いても粘性のない Yellow Glue の方が一般的らしい : 唯野注)は、特にビスケット(接着剤に含まれる水分がビスケットを膨らませて固定するため)や、ダボ、ほぞ、蟻の接合に向く。