Visual C++ Tips
Visual StudioといってもVC++かPythonしか使っていないのですが(C#はかじった程度で.net Core次第)、まあ備忘録ということで。
環境
Windows 10 Pro x64
Visual Studio 2017 Community 15.7.5
Boostのインストール
C++Builderが10.3でよーーーやくBoost 1.68に対応したので(といっても既に更なるバージョンが出ていますが)、VCも同じバージョンで揃えました。VC++ではNuGetでも入るようですが、本家からソースをダウンロードして指示通りにビルドするだけでもOKです。x86とx64の両方が必要な方は参照ページをご覧ください。
- 旧バージョンなので dl.bintray.com/boostorg/release/1.68.0/source/からboost_1_68_0.zipをダウンロード
- zipを解凍してC:\bin\boost_1_68_0などに配置
- コマンドラインを管理者権限で開き、上記ディレクトリに移動
- bootstrap.bat を実行
- b2.exe を実行
後はVCの該当プロジェクトから[プロジェクト]-[...のプロパティ]で[C/C++]-[全般]にある「追加のインクルードディレクトリ」と、[リンカー]-[全般]にある「追加のライブラリディレクトリ」を追加すればよい。
cf. 【Visual Studio 2017】Boost導入方法【超易しい解説】 - Qiita
シリアライズにCerealを使う
Boost::serializationが有名ですが、下記の記事で紹介されているcerialというライブラリもかなり良いです。ヘッダファイルのインクルードのみで使え、もちろんJSONにも対応しています。スレッドセーフにしたい場合はヘッダファイルにあるCEREAL_THREAD_SAFEを1にします。
cf. C++のcerealのシリアライズが快適すぎるやばい - Qiita
Visual Studio 2017のPython 3.6.5でpipをアップグレード
cmdを管理者権限で開き以下を実行。
> python -m pip install --upgrade pip
cf. Windowsでpip install --ugrade pipが失敗する - Qiita
Visual Stuido上でPythonのpipを使う
画面右上のソリューションエクスプローラのプロジェクト名の下にあるPython 3.6.5を右クリックして「Install Python Package...」を選択したら、後はパッケージ名を入力する。
cf. Visual StudioでPython使う人(オレ)へのメモ - Qiita
例えばscrapyにはwin32apiなどが必要。しかし、結局はWindows版のPythonをインストールしてVS Codeでのコーディングに移行してしまったので、こちらも深くは使っていない。