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キヨミ・フォーエバー

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editor唯野
2002.4.10公開
2002.4.10修正
2020.2.25文字化け修正

辻元清美氏が議員を辞職した件について思ったことなど。

私はあまり前後の流れがよく分かっていないのですが、やはりあれは先手を打ってさっさと辞職宣言してしまい、その中で「ぜひ与党の議員の方々も胸に手を当てた後で私に続いて欲しい」とでもいえばよかったのに――と思いました。そうしておいてから「事実関係をはっきり究明した上で有権者の方の支持が得られるのであれば議員として再び立候補したい」とでもいっておけばよかったような気がします。自民党みたいな「みそぎ」なんていう意味不明な日本語を用いずとも、彼女ならいくらでも再選可能でしょうし、後手を踏んで鈴木宗男と同列にされたのでは下策というべきです。

問題の件は違法は違法でしょうが、そういう場面でこそ攻めの手をゆるめないというか、自分の土俵に持ち込むことを期待していたので、その意味では少し残念とはいえます。辻元氏には割と期待していたのですが、やはり攻めの人というのは自分が守勢に回ってしまうと駄目ということなんでしょうか。もちろん、与党とマスコミが辞職コールで論点をぼやかした部分はあります。また、与党として叩けるなら叩いておきたい人物でもあったでしょう。とすれば、そういう攻撃を予期しておいてもよかったとはいえるかもしれません。

しかし、逆にいうと攻めのタイプの人がこういう経験をも積極的に自分に取り込んでいけると、更に手強くなるのはいうまでもありません。もちろん、与党だけでなく野党でも政治に要するお金の部分がクリーンであるべきなのは、今更いうまでもないことです。そういう部分へ積極的にメスを入れ、前述のようにこのような経験さえも自分の糧としていけるならば、むしろプラスに転じていける可能性が大いにあります。最後に有権者としては、やはり一連のマスコミなどの伝えたことが問題の本質にとってどういう扱いであったか、辻元氏が与党だけでない野党の政治資金の話題にどう取り組んでいくか、にこそ注目すべきだと思いました。

# 自分のことを顧みないと偉そうなことが書けるという典型的な文章ですねー。