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スズキサトル
森のブッシュクラフト図鑑 新装改訂版
クラフトワークブック

ガイド

図解が多いのは確かに分かりやすいです

書誌

authorスズキサトル
publisher笠倉出版社
year2021
price1600+tax
isbn978-4-7730-6136-9

目次

1本文
2抄録

履歴

editor唯野
2025.11.4読了
2025.11.17公開

実はブッシュクラフトという言葉自体を私は知らなくて、山ご飯本をAmazonで調べていたら関連書として出てきたので買った本。要はキャンプとサバイバルの中間だと思うけれども、昔の遊びの延長線上という要素もあると思う。

著者が言うように、身近にあるものを生かすちょっとした道具の作り方・使い方というのは、便利なものが登場することによって失われやすい。そしてそういうものを言葉だけで説明するのも難しい。民俗学とも重なるとは思うけれども、そういうものを絵として伝えるというのは、確かに意義のあることだと思う。

私も全てを試せるわけではないが、やってみたいもののうち可能なものには手を出してみようと思う。

抄録

9

だからこそ、こうした古来の野外技術の資料というのは言葉で記したものはあっても絵で描き残しているものは数少ない。また実際に道具は残っていても使い方が定かでないものも多い。昔の人びとにしてみたら、そんなものは誰もが知っていて当り前で、わざわざ描き残す必要性もなかったのだろう。-/-

こうした小さなところから文化の喪失(ロストカルチャー)が始まるのだ。だからボクは今残っている野外技術を、絵描きとして描き残していく必要性を感じている。

10

-/-「野営」と「キャンプ」という言葉の裏には、一晩過ごす場所が本当の野生環境か、人口の自然環境か、というニュアンスの違いがあるのだ。

13

ビビィサック。

p.13