藤原博文
Cプログラミング専門課程
書誌
author | 藤原博文 |
publisher | 技術評論社 |
year | 1994 |
price | 2,524+tax |
isbn | 7741-0090-0 |
履歴
editor | 唯野 |
1999.5.0x | 読了 |
1999.6.20 | 公開 |
2001.9.17 | 修正 |
2020.2.25 | 文字化け修正 |
2020.5.11 | 修正 |
C プログラミングで初心者が陥りやすい問題点を具体的なソースコードに照らし合わせながら解説を行っている本。本書の冒頭にもあるように「文法的には一通りのことが分かったが実際のコードを書くことができない」という人にとって福音となる本である。本書では、C 言語の中でも特にメモリ関連に大きく項を割いているのが特徴で、ポインタや関数に十分な量の解説を行うことで「C の勘所」を押さえた本となっている。
# 先に『Cプログラミング診断室』を読みましょう
抄録
3/14
バグはプログラマの無知を鋭く突いてくる。C 言語はメモリに始まりメモリに終わる。
11/355
上手になるには上手なプログラムを読むに限る。努力の塊がバグの塊という皮肉。それゆえ、標準ヘッダファイルと良質の PDS を読むことが重要。
13
トラブルの原因の大胆な類型。汚いプログラム(保守性がない)、技術や知識レベルの低いプログラム(アルゴリズムのなさ)、誤解に基づくプログラム(仕様の解釈間違い/コンピュータへの理解不足)。