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山本航平・大前宗之
栃木のきのこ新図鑑
食べておいしいきのこから食用厳禁の毒きのこまで780種

ガイド

書誌

author山本航平・大前宗之
editor栃木県きのこ同好会(協力)
publisher下野新聞社
year2024
price2500+tax
isbn978-4-88286-873-6

目次

1本文

履歴

editor唯野
2026.10読了
2026.10.25公開

書名の通りだが、とにかく収録されている数が非常に多い。『山溪カラー名鑑 増補改訂新版 日本のきのこ』の約960種には劣るものの、刊行が新しいこともあって十分すぎる量といえる。もちろん数が多いのはカワラタケやチャワンタケ・冬虫夏草の類も含んでいるからなのだが、先に巻頭にはおいしいきのこと毒きのこを整理してあるのも便利である。基本的にそれらを除くとほとんどのきのこは食べてもおいしくないか大量に採れない、もしくは食不適のものばかりとなるので、これは良いまとめ方だと思う。

栃木県のきのこを扱っているので、おいしいきのこの筆頭がチチタケだったり、発生地が栃木県内となっているのは、県外の読者としては仕方ないと割り切るしかない。また食毒も割と厳しめでキシメジ・ハイイロシメジなども明確に毒きのこ扱いとなっており、この辺はいかにも最近の図鑑という感じになっている。

いずれにしても、収録数が多く刊年が新しいこともあり写真もきれいなので、現在のきのこ図鑑としては持っていて損のない一冊だと思う。一方でシモフリシメジの索引がp27ではなくp278になっていたりして誤植も多少はありそうである(第2刷)。