河合単(画)
ラーメン発見伝 全26巻
ガイド
続編として『ラーメン才遊記』『ラーメン再遊記』があります
書誌
author | 河合単(画) |
editor | 久部緑郎(作)、石上秀幸(協力) |
publisher | 小学館 |
year | 2000(1巻) |
price | 505+tax |
isbn | 4-09-185611-X |
履歴
editor | 唯野 |
2020.? | 読了 |
2020.. | 公開 |
要は『美味しんぼ』のラーメン版。サラリーマンの主人公、同僚のヒロイン、ちょっかいを出す上司、ライバルや助け舟を出す存在となるラーメン店主、なぜか何でも勝負ごとにしてしまう展開など、そのまんまといってしまっては失礼だが、そういわれても仕方のない部分は多い。
とはいえ、このシリーズで真の主人公といってよいのは、ライバルのフードコンサルタント兼人気ラーメン店主である芹沢達也である。これまた『美味しんぼ』の海原雄山のような存在だが、口が悪いにも関わらず常に本質を突いてくる。むしろ普通ならはっきりとは言わない(言えない)ようなことをズバズバ言ってくる辺りが人気の所以なのだろうか。1巻だけでも以下に引用したような発言が飛び出してくる。私は未読だけれども『ラーメン発見伝の芹沢サン 全2巻』というのが、これらの選集になっているようなので、全巻を通読するのが大変であれば、こちらがいいかもしれない。