弐瓶勉
人形の国 全9巻
ガイド
いきなり終わってしまった

書誌
| author | 弐瓶勉 |
| publisher | 講談社 |
| year | 2017-2021 |
| price | 660 (1巻) |
| isbn | 978-4-06-390706-3 (1巻) |
履歴
| editor | 唯野 |
| 2021.12.23 | 読了 |
| 2022.1.6 | 公開 |
『BLAME』に似た感じの作品かと思って読み始め(実際のニュアンスは違うものの)単行本も買っていたのだが、いきなり最終巻でむりやり終わらせたような終わり方になっている。
回収されていない伏線が多々あり、まあ未完のまま終わらなかったよりはよいかもしれないと思いつつも、すっきりしない読後感だった。この作者の場合、それも意図的なものという可能性を捨てきれないのだけれども(ヒロインが突然死んでしまったりとかも普通にありそうなので)、推測の域を出るわけではないが、やはり著者本人か出版社との間に何かあったというべきなんでしょう。
ちょうど正月にとり・みきの『石神伝説』を読んで、こちらは雑誌休刊に伴う未完ではあるものの、物語が佳境っぽいところで終わってしまうと、やはり読者としては大変残念である。まあ、こういう読書もあるということで。
抄録

# どうでもいいけど、個人的にこの漫画はムグですねー。
