泉正人
「仕組み」仕事術
書誌
author | 泉正人 |
publisher | ディスカヴァー |
year | 2008 |
price | 1300+tax |
isbn | 978-4-88759-611-5 |
履歴
editor | 唯野 |
2009.10.19 | 読了 |
2009.11.5 | 公開 |
2009.11.5 | 修正 |
2020.2.25 | 文字化け修正 |
なかなかの好著。本書の中でも述べられているように lifehack ではない「仕組み」の導入によって物事をシンプルかつスマートに片づけるという主旨のはっきりしたことが書かれている。私も楽をするための仕組みというか、そのための見える化・ワークフロー化には以前から取り組んでいるが、その意味でも参考になった。GTD などにしても、それをどう使うかということを考えて迷ったときには、本書で書かれているような原理原則「シンプルに流れを決めて取り組む」というところへ立ち返ればいいのだと思う。
抄録
6 cf.32
「仕組み」とは、
「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のことを言います。
27
しかしあるとき、気がついたのです。目の前の仕事に追われ、今ある業務をまわすだけで一杯になっていては、新しい仕事を生みだすことができない。スタッフの教育に力を向け、会社の経営や戦略について頭をはたらかせる時間もとれない。このままでは近い将来、会社も、自分自身もまわらなくなる、ということに。
35
①高い能力を身につけていること
②そして、それを「仕組み」にすることができることこの2点を兼ね備えていることが、現代の「できるビジネスマン」の条件なのです。