丸山 剛
一冊でぜんぶ身に付く!
渓流釣り+野営術完全教書
ガイド
写真もカラーが多く分かりやすいです
書誌
| author | 丸山 剛 |
| publisher | つり人社 |
| year | 2022 |
| price | 1760 |
| isbn | 978-4-86447-398-9 |
履歴
| editor | 唯野 |
| 2025.10.23 | 読了 |
| 2025.10.27 | 公開 |
書名の通り渓流釣りと野営全般について、そつなくまとまっている。要点がしぼられており、写真もカラーが多いため分かりやすい。必要な持ち物から注意点、釣りの仕掛け、実際のルートもいくつか紹介されている。
私自身があまり関心のないところ(エサ釣りや焚き火など)は飛ばし読みしたものの良書だと思う。もっとも沢登りまでやるかといわれると、ちょっと厳しいかな。
抄録
7
-/-泊りの渓流釣りにはバリエーション登山や沢登りと共通する要素もあります。しかし登山・沢登りが山頂や沢を詰め登るなどの目的地意識がはっきりしているのに対して、必ずしもゴールを設定する必要のない泊りの渓流釣りはもっとおおらかで自由です。-/-
10
-/-どれもそれなりに練習が必要ですが、一番簡単で安上りなのはエサ釣りです。-/-チョウチン釣りではサオの長さを生かしてポイントの真上から仕掛けを置きにいくので、振り込みの技術が必要ありません。テンカラやルアーフィッシングではなかなかそうはいきません。-/-
11
登山と大きく異なるのは足元と服装です。足元は登山靴ではなく水中でも滑りにくいウエーディングシューズを履きます。これにはフェルト底とラバー底があります。
衣類は濡れることを想定した沢登り専用のものがおすすめです。ゴルジュなど狭い谷の中を行く時は泳ぎが増えます。この場合前進が濡れるので、水から上がった後で身体が冷めない撥水性の高い素材のタイツやシャツを着るとよいでしょう。
