岩波文庫編集部(編)
原文対照
古典の言葉
-岩波文庫から-
ガイド
書誌
author | 岩波文庫編集部(編) |
publisher | 岩波文庫 |
year | 1995 |
price | ? |
isbn | 0-350010-5 |
履歴
editor | 唯野 |
1995-1996 | 読了 |
1996.8.11 | 公開 |
2002.4.9 | 修正 |
2020.2.25 | 文字化け修正 |
既に読書ノートでは常連となっている岩波のこの手の文庫シリーズ。今回は原文対照ということで見開きの左側に原文が、右側に訳のある構成となっている。正直なところをいえばお気に入りの原文も一緒に取り上げたかったのだが、ラテン語なんかが日本語Windowsなどに含まれていようはずもなく、残念ながらごく一部でしか行うことができなかった。というわけで、以下には過去の場合と同じく同書からの気に入った言葉を列記している。
抄録
13
貧しくとも君の生活を愛したまえ。――ソーロー『森の生活』
23
戦場に出るなら、軍医になるがいい。革命運動をやるなら、後方勤務がいい。人を殺すなら、首斬り役人になるがいい。英雄であって、しかも安全だ。――『魯迅評論集』
29
暴君というものはお慈悲にすがられるのを好むものだが、大衆もまた慈悲にすがられると、しばしば公正以上のことさえ認めてしまうものである。――ホーソーン『緋文字』