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冬目景
百景

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書誌

author冬目景
publisher講談社
year2000
price3,300
isbn6-330092-7

目次

1本文

履歴

editor唯野
2000.11.18読了
2000.11.26公開
2002.11.28修正

近頃はまっている冬目景のオールカラー作品「文車(ふぐるま)館来訪記」と初期の作品やイラスト集を集めた本。箱までついているのがありがたいといえばありがたいが、いかんせん値段が高すぎる。まあ、愚痴はともかく、文車館来訪記の方は人々から忘れ去られたモノの世界にある写真屋を舞台とした話で、なぜかそこにいる一人の人間と人形が最後には自分の居場所へ戻っていくというストーリーである。(だからストーリーそのものとしても、それほど奇抜というわけではない。)著者が好きだとかフリークならばいいと思うが、そうでない場合はいまいちといえるだろう。

# 『イエスタデイをうたって』とか『黒鉄』は抜群におもしろいのだが...