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藤沢晃治
仕事の効率を劇的にアップさせる
頭のいい段取りの技術

ガイド

書誌

author藤沢晃治
publisher日本実業出版社
year2007
price1300+tax
isbn4-534-04325-2

目次

1本文
2抄録

履歴

editor唯野
2011.1.06読了
2011.1.28公開
2020.2.25文字化け修正

著者が元々ITエンジニアということで、発想としてのフェイルセーフであるとかバックアップの重要性など大いに納得しながら読んだ本。段取り本もいくつか読んでみたが、結局は先取り・前倒しをすること、出戻りをなくすための確認・リマインダ、それらのためにITをうまく援用するというあたりに集約されると思う。後はそれを個々人の環境においてどこまで自分用に最適化できるか、ということなのだと思う。

抄録

16

いわば、「段取りの悪い人」の一つの特徴は、「自己中」(自己中心的)です。〝自分さえよければいい〟という近視眼的な感覚で仕事をしているわけです。自分の仕事で、次工程の人に「満足度を与えよう」という根本発想がない。

21 cf.62

仕事には、周りを「待たせる仕事」と「待たせない仕事」の二種類があります。

それにもかかわらず、この二種類を無視して、自分のやりたいようにやる人は、段取りの悪い人。「待たせる仕事」を最短で仕上げ、その次に「待たせない仕事」に取りかかる人は、当然、段取りの上手い人なのです。

23

確実に決められた地点でゴールするためには、ゴールからの逆算が重要です。