レオ・バボータ
減らす技術
ガイド
書誌
author | レオ・バボータ |
editor | 有枝春(訳) |
publisher | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
year | 2009 |
price | 1440+tax |
isbn | 978-4-88759-730-3 |
履歴
editor | 唯野 |
2009.8.16 | 読了 |
2010.4.24 | 公開 |
2010.4.29 | 修正 |
2020.2.25 | 文字化け修正 |
「Zen Habits」という Blog の主催者による本。Lifehack 系のサイトで名前だけは知っていたが、本屋に行ったら平積みになっていたので買ってみた。内容はおおよそ予想できるものだが、全体が体系的に整理されており、中身も具体的な手段や手順にまで踏み込むなど Hacks 的なものになっている。
実際問題として今の我々には、インプットされる情報も、やらなければならないことも、アウトプットしなければならないことも多すぎる。本書の著者ほどシンプルになるのは難しい気もするが、プログラムの世界でも「複雑すぎるものはすたれる」という(私が思うこの世界での数少ない真理といってよい)歴史があるので、やはり個人においても常に「よりシンプルであること」を目指すのは正しいと思うし、そうすべきだと思う。そういう意味ではさらっと読めるので、とっつきやすい本だと思う
抄録
5 cf.5-6
自分が受け入れることに「制限を設ける」こと。
つまり、すべてをやるのではなく、大切なことだけに集中して、自分の時間を最高に効率よく使うことだ。
11 cf.30-31
人生をシンプルにする 6 つの原則
- 制限する
- 本質に迫ることだけを選ぶ cf.46-49
- リストを検討して最もインパクトのあるものを選ぶ
- ゴールからさかのぼって考える
・集中する
・習慣化する
・小さくはじめる
36-37
制限のある生き方によるメリット。
- シンプルになる
- 集中できる
- 的を絞れる
- 達成できる
- 自分の時間を主張できる
- 効率がよくなる